読書感想文

2008/04/03

「白銀を踏み荒せ」著・雫井脩介

人生初?今自ら本を借りて読んでる。これも母から借りたもの。

「白銀~」はその名の通り、ゲレンデを舞台にしたミステリー。

日本アルペンスキー界は天才石野ケビン・マーク兄弟のお陰で注目されはじめていた中、兄ケビンが競技中事故死した。その時の兄の滑りは優勝できたのではないかと思われる程完璧だったので弟マークにはその事故が不思議でしょうがなかった。事故後、兄の事故による精神的ショックで弟マークは成績が伸び悩む。マークのメンタルコーチにと迎え入れられた篠子は事故と関係したある事件に少しずつ巻き込まれていく・・・。

篠子にの身に起きてる事件は読んでいる私にとって、そんなに悠長に人前に出たりぐっすり眠ってる場合じゃないんだよーって言いくらい影で秘密組織が動いてて、ハラハラした。次の展開がどうなるのか気になってどんどん読むペースが速くなるんだけれど、結構な割合でスキー技術、雪のコンディションが丁寧に書かれててじれったかった(笑)も~いいですからスキー用語はってくらい。でも、読み終わってみると細かいまでのスキー界の知識によってこれはノンフィクションかも、と感じてしまうくらいリアルだった。

謎が繋がったっと思いきやズレて行きそれがくるくるっと戻ってきてはまったりする話しの展開方法は、まるでルービックキューブのようだったなぁ。(変な例え?)一面の色が揃ったと思うとまたバラバラになり、ほぼ前面揃ってきたかと思ってもまだ面には違う色が混じっていて、そろそろ揃いそうだな~って思ってると全面が一気にバラバラになり、それが気がつくとパッパッパッときれいに揃ってとってもスッキリ気分になる、あんな感じ。

ここまできれいに片付いて完璧に終わってくれるストーリーにはなかなかお会いできなくて、なかなかおもしろかった!肩こりも治りそうなくらいだ。

作者の着目点が素晴らしい。そこに目をつけて、そんな展開ね~ふむふむ。。

a wihe person がこの小説を読んだらどう思うんだろう。おそらくこれは英訳されていないから日本語が使える人しか読めないと思うけど、日本語が読めるwhite達の多くは親日家だったりするから傷つくかもね。もちろん私はPure Japaneseなので爽快な気分をあじわったのだけどね。

わたしは海外でyellowと差別されたことはないけど、男性にはちらほら嫌がらせを受けたって話しを聞く。いちど差別したもの・されたものは双方にしこりを残しきっと一生解決されることはないんだろうな~。白人・黒人・黄色人種もそうだけど、女性差別(最近は男性差別も多い気が・・)国差別(日本人とかアメリカ人とか~人)いまどきの若者、老人・・・どれもひとくくりにされて批判されてはまったく迷惑な話なんだけど、偉いといわれてる人たちや公人、常識人といわれてる人が平気な顔でなんの迷いもなく公共の電波を使って「ひとくくり批判」する。あれは、やめて欲しい。

あ、なんだか話しそれたね。。。

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2008/03/27

「劫尽童女」著・恩田陸

わたしはたま~に本を読む。大概、母に「おもしろいから、はい。」って渡されるから、自動的に読むことになる。マンガのようにすぐにかぶりついて読むってワケじゃなく、いつも敬遠しつつ読みはじめる。

めずらしく自分から本が読みたくなり、母に借りた本「劫尽童女」。

恩田陸の本は以前に読んだことがあったと思うんだけど、どれを読んだか不明。。。昔過ぎて思い出せないのか、はたまたあまりに母が読んでるのを見てたから自分も読んだ気になってたのか??

せっかくだし、今回から自分が読んだ本の感想を書いて記録に残しておこうっと。。。(前に読んだヤツも書いておけば良かったな・・・)

<感想>

ゆっくり読みたかったのにあっという間に読んでしまった。とっても読みやすかったし、続きのとっても気になる展開だった。

けれど、借りるとき母に「コレはまあまあだけど、まぁ~おもしろいよ。」と言われてしまい、先入観を持って読んじゃったからか私的な感想としてもイマイチだった。最後の2ページで「・・・・・ん?」となり、もう一度うしろ5ページくらい読み直したんだけど、やっぱり「なんだかな~」って感じ。一番おもしろかったのが第一章だったカモ。珍しいね、そんな本。

母違いの弟が出てきて「おお、面白くなりそう!」って思ったのに、さらっとフェイド・アウトされた感がある。他にもここは謎解きに惹きつけられそうって思ったところも、サラっといっちゃった。すごい状況が惜しみなくバンバン出てきて非現実的なストーリーが面白かったのに終わりの方ではボランティア活動になり、最後とうとう主人公がどっか飛んで行っちゃった。。。あの始まり方であの流れでこの終わりはないでしょうって!

高橋シスターも神崎もあっさりポイってされちゃったし。みんな本当の愛情や癒し・安らぎを求めてるって話しじゃなかったかしら??もっと、「非現実的な設定なのにリアル」な様子で閉めてほしかったな~。

でも、本当にこの小説のように超能力で地雷撤去ができたらいいのに・・・。

超能力を持ってる主人公はいつもその能力を持て余して悩んでるって小説・マンガが多いケド、なにもそんなにツマラナイモノ・イラナイモノにしなくてもいいのになぁっていつも思う。

私には才能どころか特技さえないから(履歴書のところの特技の欄には何を書いたらいいか悩んでたほど)、チョイ能力でいいから芽生えないかな~。

総合評価:ギリギリ最後あたりまでは楽しんで読んでたので、「おもしろかった」にします。

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